こんにちは。宮崎市のファイナンシャルプランナーです。
国内の低金利が続く中、外貨建保険が注目を集めています。
本稿では外貨建保険の基礎知識をご紹介します。
なお外貨は米ドルを想定しています。
外貨建保険を取扱う保険会社
2020年12月、国内の主要保険会社で41社中、10社が実施しています。
外貨建保険の特徴
円で自動引き落としで、ドル口座作ることもできますし、円に換えずにドルで保管も可能です。
外貨建保険の構成
掛け金、保険金、解約返礼金がドル建てのため、ドルの為替レートに注意する必要があります。
外貨建保険の種類は
終身、養老、個人年金、そして外貨建ての一時金払いで、国内商品と種類は同じです。
保険証券はすべてドルで記載されており、為替レートにより日本での金額が変わります。
予定利率は高く2~3%台です。我が国の現在の利率相場は0.5%、10年前は2%でした。
日本の利率ですと運用益が出にくいので、外貨建保険を投資の対象として利用する方が増えています。
購入方法
原則は円口座でやり取りですが、保険会社によってはドル口座を作ってドルで引き落としも可能です。
米ドルは海外で使えるため、ドルで保険金を受け取ると便利です。
外貨建保険のデメリット
毎日変動し円高円安の影響を受けるので注意が必要です。
保険が不安定ですと商品の人気が出ないため、毎月保険会社がレートを決定しある程度一定の金額を保っています。
まとめ
本稿では外貨建保険を紹介しました。
金利は日本の保険に比べて高いですが、為替の影響を受ける金融商品という位置づけで購入を検討してください。
この記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました。