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日商簿記3級対策2~第一 簿記の基本原理【取引】宮崎市のファイナンシャルプランナー

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日商簿記3級
日商簿記3級

第一 簿記の基本原理

簿記の基本原理についてご存じでしょうか。簿記の用語は難しく、覚えにくいと感じる人も多いはずです。

そこで今回は簿記の基本原理について解説していきます。

簿記でいう財産の種類は大きく資本資産負債にわけられます。

資本とは、事業をするのに必要なお金や財産のことです。法人の場合は、出資金や資本金とも言います。

資産とは、それぞれの個人や企業が持っている財産全体、お金に換算できるものをさします。です。車も土地も財産にふくまれます。

負債は、借金(借入金)などの支払わなければならないお金のことです。

【取引】

取引は、一般的に、合意や契約の上で条件を交渉することや、金銭や品物を売買する行為という意味で使われます。

ア.取引の意義と種類

簿記において取引とは、資本などの増減に関する、企業の活動全体のことを指します。備品の購入や、建物の消失も取引にふくまれます。

備品の購入は、備品という資産が増え、それに値する金銭という資産が減るということと、同じ意味です。

その種類については、主に以下の5つがあります。
交換取引…主に資本などの増減についての取引。
損益取引…収益と費用が増えたり減ったりする取引。
混合取引…損益・交換取引が混ざり合って行われる取引。
決算取引…決算整理の結果がもとになった、仕分けなどで出る取引。
営業取引…決められた期間内の営業活動の中で発生した取引。別名期中取引。

イ.取引の8要素と結合関係

それぞれの種類については、8つにわかれます。その結合関係は、負債などの増減を貸方か借方、どちらかに分けられるかを示したものです。

8つの要素は、左側の貸方に書く事柄と、右側の借方に書く事柄に分かれます。その関係は、以下の通りです。

【貸方の結合関係】
資産の増加…右側に書く事柄全て
負債の減少…資本の増加以外全て
資本の減少…収益の発生以外全て(負債・資本の増加は、時折出てくる関係)
費用の発生…資産の減少、負債の増加

【借方の結合関係】
資産の減少…左側の貸方に書く事柄全て
負債の増加…左側の貸方に書く事柄全て(資本の減少は、時折出てくる関係)
資本の増加…費用の発生以外全て(負債・資本の減少については、時折出てくる関係)
収益の発生…資産の増加、負債の減少

少しずつ覚えていきましょう

今回は簿記の基本の原理、取引とその種類、その要素と関係について解説しました。
それぞれの関係を覚えることは難しいため、少しずつ覚えていくことをおすすめします。

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